最近のお風呂は、かなりのハイテクです。昔のお風呂は、タイルを職人さんが一枚一枚、手で貼った非常に冷たくて、寒いお風呂でした。冬でも裸で入る場所なのに、家の中では最も寒い場所なのです。
しかし、時代は流れ工場で作った、水が床下に侵入しないような作りになっているものを、そのままポンとはめるだけになりました。そして、このユニット自体の壁に、ウレタンフォームを充填させて断熱効果を図っている商品を、我が家に導入しました。
さらに、ふろおけにもウレタンフォームを充填させて、冷めにくく、追いだき回数を節約できる、省エネの商品が開発されました。このふろおけには、断熱ふたがセットになっていて、お風呂を魔法瓶のようにして、さらなる省エネ効果を狙っています。
日本人であれば、湯船につかって、その日の疲れをとるという習慣が、古来からあり、毎日の入浴が楽しみという方も大勢いると思います。しかし、大量に水を使い、相当量の熱エネルギーを消費して、温めるわけです。この入浴の行為そのものが、非省エネなような気もしますが、日本人のアイデンティティを捨てるわけにはいきません。
省エネ設備を導入して、毎日のお風呂を存分に楽しめるようになりました。